私のこと好きって言うんなら、ちゃんと守ってよ

何の部活に入ってるか訊こうとしたが、教室を出て行こうとする安希を見て、また今度訊くことにした。


そして私は下校することにした。


「あぶなーい!」


下を見ながら歩いていた私に、数人の男子の声が聞こえた。


「えっ!?」


状況を掴もうと、顔を上げると一瞬太陽が曇った。


………と思ったら、サッカーボールがこちらに向かってきた。


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