私のこと好きって言うんなら、ちゃんと守ってよ

「あぶねー」


高く上がって私の顔面に着地しそうだったボールに、私は手で顔を覆ってボールが顔に当たるのを避けた。


見事に手にボールが当たった。


ある程度威力を持っていたボールは、私の手に力を与えた。


ヒリヒリする私の手。

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