私のこと好きって言うんなら、ちゃんと守ってよ

安希が私より先に帰ったと思ったけどな…。



と思った私は、この時昼休みに安希と話したことを思い出そうとしなかった。



帰りの支度を終えた私は、帰ろうと荷物を手に取ろうとした。


静かな教室に強調される足音が聞こえる。


荒々しく教室に向かってくる人がいる。



一時そっちに気をとられていたが、どうでもよくなり教室を出ようとした。



< 307 / 456 >

この作品をシェア

pagetop