私のこと好きって言うんなら、ちゃんと守ってよ
そんなに外傷はないものの、安希はきつそうだ。
「ハァ…ハァァ…」
息を整えながら立とうとしている安希。
そして安希は私に迫ってきた。
「やっぱりアイツとは別れるべきだよ!
どうしてまだ好きだと思うの?」
ふらふらしながらも、全力で言われた。
何が起きたのか私には理解できてない。
「とりあえず、保健室行って帰ろう」
安希を思って保健室に行こうと提案したのだが…。