私のこと好きって言うんなら、ちゃんと守ってよ

自然と鮫島くんとの接点が増えていって…


気持ちは募る一方で…


気づいた時にはもう、諦められなくなってしまいました…


本当にすいません!」



最初から最後まで申し訳なさそうに説明する希ちゃん。


私は怒る気にもならない。


「良かったね、ようやく自分のものになって。


これから2人で幸せになってね」



修羅場にする気も、これっぽちもない。


ただ草太くんがどうなるかを把握したかった。

< 331 / 456 >

この作品をシェア

pagetop