私のこと好きって言うんなら、ちゃんと守ってよ

そんな姿を私は少し怪しんだ。


「あ、いや、べつに。


あぁ、そうだ! 滴ちゃん!

その…今から帰るんだろ?

一緒に…帰らないか?」


慌てふためきながらも、彼は私を一緒に帰るように誘った。


私は顔色を曇らせた。


< 35 / 456 >

この作品をシェア

pagetop