私のこと好きって言うんなら、ちゃんと守ってよ
鮫島くんが私に迫ってくる。
目が血走っている。
すぐに鮫島くんから逃げることができない。
もう鮫島くんとの関係は終わったんだから、逃げても何の問題はない。
だけど…何故か体が言うことを聞いてくれなかった。
鮫島くんとの距離が縮まった今、私は鮫島くんから目が反らせない。
今2人で見つめ合っている。
この空気から脱出したいが何もできない。
そんな中鮫島くんが先に動いた。