私のこと好きって言うんなら、ちゃんと守ってよ

しかも学校っていう鎖に縛り付けられないで済むじゃん?


だからつい…休みたい欲求がむき出しになっちゃったんだよ」



草太くんが変貌しないように、私は必死に言い訳を探す。



ホント、焦ってる時ほど屁理屈は出てこないものだ。



「そっか。
わかるよ、俺もその気持ち。


でも俺は滴が近くにいることを感じて、じっくり睡眠についてはいられなかったんだ」



だからなんだというのだ。



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