私のこと好きって言うんなら、ちゃんと守ってよ
怖い…
怖すぎて涙が出そう。
それに逃げ出したい。
何でだろう。
何でこんな時私は逃げ出せないんだろう。
どうして体全体が硬直しちゃうんだよ。
「俺の言うことを聞け!」
彼はそう言った瞬間、私を突き飛ばした。
草太くんを見てなかった私は突然の行動にちゃんと対応できなかった。
だから勢いよく倒れたし、持っていた荷物を強く床に打ち付けてしまった。
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