私のこと好きって言うんなら、ちゃんと守ってよ

彼は私の言葉に驚き、首から手を離した。


「命令に従えないからか?」


開き直ったように洋くんは言った。


「もう洋くんは私のこと好きじゃないでしょ?

だから暴力を振るうんでしょ?

私は、あんたのストレス解消できる道具じゃない!」


目を見ながら、強く言った。


叩かれるのなんて覚悟していた。

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