時は誰も待ってくれない 上
「今、帰り?」
「はい」
「こんな暗いのに一人で歩いてると今みたいに危ないよ」
「…すいません」
確かにこの道は家の近道だけど人はそんなに通らない道。暗くなるときは別の道にした方がいいな…。
心配そうに私を見る柴田さんは私の腕をポンポンと撫でて優しい笑顔で微笑む。
「家まで送るよ」
帰り道に私と柴田さんはたくさんの話をした。
二人とも同じ総合科だということや沢山のクラブ活動があることなど。
私を元気づけてくれてるのかな?
たまに私の方を見て目が合うとふっと優しく笑う。
「はい」
「こんな暗いのに一人で歩いてると今みたいに危ないよ」
「…すいません」
確かにこの道は家の近道だけど人はそんなに通らない道。暗くなるときは別の道にした方がいいな…。
心配そうに私を見る柴田さんは私の腕をポンポンと撫でて優しい笑顔で微笑む。
「家まで送るよ」
帰り道に私と柴田さんはたくさんの話をした。
二人とも同じ総合科だということや沢山のクラブ活動があることなど。
私を元気づけてくれてるのかな?
たまに私の方を見て目が合うとふっと優しく笑う。