時は誰も待ってくれない 上
『おはよ』
「おはよう!」
『ははっ元気だな。病院ついた?』
「うん、今診察待ちだよ」
携帯越しでも声だけで優が微笑んでいるのが分かる。
『そっか、今日も大学休む?』
「あー…どうしよっか」
『休むなら…俺んち来る?』
少しだけ照れたような声に私の胸が高鳴る。
優が照れるとなんだか私まで照れくさくなって笑うと優も笑う。
「じゃ、休む」
『了解。終わったら連絡して』
優の主張しすぎない思いがすごく好きだ。
一緒いると空気が穏やかで落ち着くんだ。
「高橋さん」
携帯を鞄にしまった時ちょうど看護婦さんから名前を呼ばれたので病室へと席を立った。
「おはよう!」
『ははっ元気だな。病院ついた?』
「うん、今診察待ちだよ」
携帯越しでも声だけで優が微笑んでいるのが分かる。
『そっか、今日も大学休む?』
「あー…どうしよっか」
『休むなら…俺んち来る?』
少しだけ照れたような声に私の胸が高鳴る。
優が照れるとなんだか私まで照れくさくなって笑うと優も笑う。
「じゃ、休む」
『了解。終わったら連絡して』
優の主張しすぎない思いがすごく好きだ。
一緒いると空気が穏やかで落ち着くんだ。
「高橋さん」
携帯を鞄にしまった時ちょうど看護婦さんから名前を呼ばれたので病室へと席を立った。