時は誰も待ってくれない 上
『聞いて欲しいことがあるんだ』
「うん?」
電話の向こうで呼吸を整える山下くん。
でもやっぱり黙り込んでしまって私は、ハッとする。
ま、まさか告白…?
『やっぱ直接言いたい』
おっと…これはやっぱり告白?
でも私には優がいるから…
「あの、山下く…」
『明日、駅前の喫茶店に一時に来て』
振り切るように山下くんはそう言うと電話が切れた。
耳元で響くツーツーと機械的な音。
おぉ…。どうしようか。
この展開前にもあったような…。
優に言った方がいいのかな?
明日は大学休みだし、確か優はバイトがあると言っていた。
知ったら優はどう思うかな?
「うん?」
電話の向こうで呼吸を整える山下くん。
でもやっぱり黙り込んでしまって私は、ハッとする。
ま、まさか告白…?
『やっぱ直接言いたい』
おっと…これはやっぱり告白?
でも私には優がいるから…
「あの、山下く…」
『明日、駅前の喫茶店に一時に来て』
振り切るように山下くんはそう言うと電話が切れた。
耳元で響くツーツーと機械的な音。
おぉ…。どうしようか。
この展開前にもあったような…。
優に言った方がいいのかな?
明日は大学休みだし、確か優はバイトがあると言っていた。
知ったら優はどう思うかな?