時は誰も待ってくれない 上
待ち合わせ時間の三分前に着いて喫茶店に入り中を見渡すと山下くんが気づき、奥のテーブルで手を挙げる。
「遅くなってごめんね」
「全然、しかも一応間に合ってるし」
「まぁそうなんだけどね」
山下くんは通りかかった定員にコーヒーとミルクティーを頼んだ。
横顔も話し方も何も変わってないなぁ。
でも高校生じゃなくなったからかな?
雰囲気が前と全然違う。前はヤンチャな感じで常に人に囲まれるキャラだった。…まぁ、私にはかなり優しい人だったけど…。
今はすごく落ち着いた雰囲気で大学生って感じだ。
「高橋さんは変わらないね」
「へっ?」
「遅くなってごめんね」
「全然、しかも一応間に合ってるし」
「まぁそうなんだけどね」
山下くんは通りかかった定員にコーヒーとミルクティーを頼んだ。
横顔も話し方も何も変わってないなぁ。
でも高校生じゃなくなったからかな?
雰囲気が前と全然違う。前はヤンチャな感じで常に人に囲まれるキャラだった。…まぁ、私にはかなり優しい人だったけど…。
今はすごく落ち着いた雰囲気で大学生って感じだ。
「高橋さんは変わらないね」
「へっ?」