時は誰も待ってくれない 上
だから今のただのクラスメイトっていう関係が一番いいのかもしれない。
私って一日中、中谷のこと考えてるなぁ。
中谷は私のこと少しでも考えたりするのかな…
朝のHRは終わっていて私はトイレに行こうと席を立つ。
「俺が知りたい」
その声に隣を見るとさっきの大勢のまま上目遣いで私を見つめる瞳と
手は私の小指を捕まえていて赤ちゃんみたいな掴み方に思わず胸が高鳴る。
「な、なにが?」
なんか恥ずかしくて見れない。
ちょっ、上目遣いは反則だよ…。
顔色を変えないまま中谷は言う。
「高橋は、なんで照れたの」
私って一日中、中谷のこと考えてるなぁ。
中谷は私のこと少しでも考えたりするのかな…
朝のHRは終わっていて私はトイレに行こうと席を立つ。
「俺が知りたい」
その声に隣を見るとさっきの大勢のまま上目遣いで私を見つめる瞳と
手は私の小指を捕まえていて赤ちゃんみたいな掴み方に思わず胸が高鳴る。
「な、なにが?」
なんか恥ずかしくて見れない。
ちょっ、上目遣いは反則だよ…。
顔色を変えないまま中谷は言う。
「高橋は、なんで照れたの」