時は誰も待ってくれない 上
わ…初めて中谷から話続けてくれた!
これは嬉しいな…。
そんなことでも嬉しくて顔がにやけてしまう私はよっぽど中谷が好きなんだと思う。
「おーい」
「はっ…え?」
あ、そうだ、なんで雪が好きかの話だっけ?
「えっとね…、なんか綺麗だから?」
「なんで疑問系なんだよ」
可笑しそうに笑う中谷の笑顔が私は好きだ。
笑った時にできるえくぼが可愛くて見た目とのギャップに余計にドキドキする…。
だって黒髪なのはいいけど右耳にはたくさんのピアスが開けられていて制服だって真面目に着ていない。
客観的に見るとただの不良にしか見えない。
一学期は全く学校に来なくて朝の点呼でも
『中谷隼人は欠席だな』と先生が当たり前のように言っていた。
だけど、なぜか中谷は二学期から毎日学校に来るようになった。
だから不良の中でも真面目の方なのかな?
これは嬉しいな…。
そんなことでも嬉しくて顔がにやけてしまう私はよっぽど中谷が好きなんだと思う。
「おーい」
「はっ…え?」
あ、そうだ、なんで雪が好きかの話だっけ?
「えっとね…、なんか綺麗だから?」
「なんで疑問系なんだよ」
可笑しそうに笑う中谷の笑顔が私は好きだ。
笑った時にできるえくぼが可愛くて見た目とのギャップに余計にドキドキする…。
だって黒髪なのはいいけど右耳にはたくさんのピアスが開けられていて制服だって真面目に着ていない。
客観的に見るとただの不良にしか見えない。
一学期は全く学校に来なくて朝の点呼でも
『中谷隼人は欠席だな』と先生が当たり前のように言っていた。
だけど、なぜか中谷は二学期から毎日学校に来るようになった。
だから不良の中でも真面目の方なのかな?