一目ぼれかも・・・
「これは、お父さんの愛情がたっぷり詰まりすぎたラテ・アートだよ?」
え、そんなこと言われても・・・
コップからめっちゃ泡でてるだけだからわからないよ・・・??
「お父さん、この泡・・・じゃなかった、ラテ・アートは愛情が詰まりすぎて失敗したんだよね?」
「おう、さっすがメイ!物分りがいいなぁ!!!」
はぁ、ありがとうございます・・。
ちょっと飲んでみようかな?
ーコクリ。
え!?
「お、おいしいよ!!?」
見た目は泡が飛びで出てべたべただけど本当においしいよ!
でも、キッチンを見てみるとコーヒーでべたべただよ・・・・。
-ガチャ。
「あら、おはよーメイ。朝ごはんはもう食べたのかしら?・・・・!!?」
お母さんがキッチンを見て絶句している・・・と思ったらいきなり震え始めた!!
「雅治(マサハル)さん!?何したのよこれ!!」
あーぁ。
お父さん怒られてるよ・・・
「だ、だって光里(ヒカリ)ちゃん、皆にラテ・アートを作ってたら・・・こぼしてしまったんだよ・・・」
あ、お父さんがこぼしたんだね。
私がこぼしちゃったかと思ったよ・・・
「それで?そのラテ・アートは美味しかったの?メイ」えっ!?
私!?
「う、うん。ちょっとコップがべっとりしてたけどお父さんの愛情がたっぷり入っててすごく美味しかったよ!」
そういうとお母さんは
「そう、ならいいわ。私にも1つくださいな雅治さん。1番愛情がこもったやつをね♪」
そうきたか。
てっきり怒ると思ってたよ・・・よかった。
さあ、ご飯食べなくちゃね。
ーカチャカチャ。
「あ、俺新人戦に向けてミーティングがあるからもう行くで!ご馳走様!!」
え、大輔食べるのはやいなぁ。
「あ、ちょい待ってよ大輔!」
舞姉が呼び止める。
「ん?何?どうしたんだ?舞姉」
「あのさ、大輔もメイも今日は私の車に乗ってきなよ。出勤ついでに送ってくよ?」
本当ですか!?舞奈お姉さま!!
「「よろしくおねがいします!」」
私と大輔がハモる。
「はいよ。くるしゅーないぞ」
くるしゅーないぞって笑える!!
ーバタン。
「じゃあなー舞姉、メイ!」大輔が降りた。
なんで私だけ「~姉」って言ってくれないんだろうなぁ・・・?
「送ってくれてありがとね、舞姉」
「いいのよ。じゃあ頑張ってね」「うん!」
ふぅ。
大きく深呼吸。
ーードンッ!!
「わ!ごめんなさい!」
顔を上げると明らかに染めたような金髪でピアスがっつりの人だった。
うお!!
高校デビュー初日にピンチです!倉野愛衣!!
「いってぇ~!!まじ骨が折れたぜ~?」
金髪はそう言って腕をさすっている。
え?本当に折れたんですか?
私って強肩だったのかな??
「俺は男女どっちにも優しくないからよぉ・・・代償はきっちり体で払えよ!!」
そう言うと殴りかかってきた。
まじっすか。
私、まだケンカできるのかな??
よし、試してみるかな。
男の拳をすばやく避けてみぞおちに反撃っと。
ードッ!
あら?
この男1発で倒れちゃったよ・・・ってゆーか
「まだ・・・できるんだね。体は動きを覚えてるのか・・・」
なんだか複雑な気分だな。
ケンカをすると思い出したくない過去まで思い出してしまう。
さて、学校へ行こうか・・・
さあ、学校付近までは辿り着けたと思うんだけど・・・
「受付会場」ってどこなんだろう??
もしかして「迷子??」
「あー入学式・・・遅刻かな?」
え、そんなこと言われても・・・
コップからめっちゃ泡でてるだけだからわからないよ・・・??
「お父さん、この泡・・・じゃなかった、ラテ・アートは愛情が詰まりすぎて失敗したんだよね?」
「おう、さっすがメイ!物分りがいいなぁ!!!」
はぁ、ありがとうございます・・。
ちょっと飲んでみようかな?
ーコクリ。
え!?
「お、おいしいよ!!?」
見た目は泡が飛びで出てべたべただけど本当においしいよ!
でも、キッチンを見てみるとコーヒーでべたべただよ・・・・。
-ガチャ。
「あら、おはよーメイ。朝ごはんはもう食べたのかしら?・・・・!!?」
お母さんがキッチンを見て絶句している・・・と思ったらいきなり震え始めた!!
「雅治(マサハル)さん!?何したのよこれ!!」
あーぁ。
お父さん怒られてるよ・・・
「だ、だって光里(ヒカリ)ちゃん、皆にラテ・アートを作ってたら・・・こぼしてしまったんだよ・・・」
あ、お父さんがこぼしたんだね。
私がこぼしちゃったかと思ったよ・・・
「それで?そのラテ・アートは美味しかったの?メイ」えっ!?
私!?
「う、うん。ちょっとコップがべっとりしてたけどお父さんの愛情がたっぷり入っててすごく美味しかったよ!」
そういうとお母さんは
「そう、ならいいわ。私にも1つくださいな雅治さん。1番愛情がこもったやつをね♪」
そうきたか。
てっきり怒ると思ってたよ・・・よかった。
さあ、ご飯食べなくちゃね。
ーカチャカチャ。
「あ、俺新人戦に向けてミーティングがあるからもう行くで!ご馳走様!!」
え、大輔食べるのはやいなぁ。
「あ、ちょい待ってよ大輔!」
舞姉が呼び止める。
「ん?何?どうしたんだ?舞姉」
「あのさ、大輔もメイも今日は私の車に乗ってきなよ。出勤ついでに送ってくよ?」
本当ですか!?舞奈お姉さま!!
「「よろしくおねがいします!」」
私と大輔がハモる。
「はいよ。くるしゅーないぞ」
くるしゅーないぞって笑える!!
ーバタン。
「じゃあなー舞姉、メイ!」大輔が降りた。
なんで私だけ「~姉」って言ってくれないんだろうなぁ・・・?
「送ってくれてありがとね、舞姉」
「いいのよ。じゃあ頑張ってね」「うん!」
ふぅ。
大きく深呼吸。
ーードンッ!!
「わ!ごめんなさい!」
顔を上げると明らかに染めたような金髪でピアスがっつりの人だった。
うお!!
高校デビュー初日にピンチです!倉野愛衣!!
「いってぇ~!!まじ骨が折れたぜ~?」
金髪はそう言って腕をさすっている。
え?本当に折れたんですか?
私って強肩だったのかな??
「俺は男女どっちにも優しくないからよぉ・・・代償はきっちり体で払えよ!!」
そう言うと殴りかかってきた。
まじっすか。
私、まだケンカできるのかな??
よし、試してみるかな。
男の拳をすばやく避けてみぞおちに反撃っと。
ードッ!
あら?
この男1発で倒れちゃったよ・・・ってゆーか
「まだ・・・できるんだね。体は動きを覚えてるのか・・・」
なんだか複雑な気分だな。
ケンカをすると思い出したくない過去まで思い出してしまう。
さて、学校へ行こうか・・・
さあ、学校付近までは辿り着けたと思うんだけど・・・
「受付会場」ってどこなんだろう??
もしかして「迷子??」
「あー入学式・・・遅刻かな?」