とある女龍と新選組
土方は
「じゃあ、俺の部屋の掃除からな。」
といって
俺の手を掴み
部屋まで
引きずった。
『凄い散らかり放題な部屋。』
そう。土方の部屋は
足の踏み場が辛うじてのこってはいるものの、空き巣にやられた感でみち溢れているどうしようもない部屋であった。
『…土方。どうやったらこうなるんだ?』
「オイ、どういう意味だよ。」
そのまんまの意味だよ。
・・・まあ、半日あれば出来るかな?
『・・・よし。』
と言うことで、渋々掃除を始めることにした。