もう二度と恋なんてしないと思ってたのに...
第二章 二人の過去
(美生サイド)
嵐山くんに引っ張られながらも
なんとか屋上についた。
「ねぇ、嵐山くん?」
「何?」
「先約があるんじゃないの?」
私は先約がある事を思い出させて
あっそうだった、じゃ また今度〜
って言ってくるのを期待して言った。
「何言ってんの?
先約は美生ちゃんの事だよ?」
ふーん....
って、私⁉....
約束なんてしたっけ?
「ゴメン。嵐山くん。
約束した記憶が無い。」
「えっ? 今さっきしたばっかじゃん?」
さっき....約束したっけ?
「屋上行こうって約束したじゃん?」
「それって約束なの?」
「うん‼ そうだよ?」
あまりにも笑顔で言ってくるから
約束なんてしてない
って言おうと思ったけど、言えなかった
嵐山くんに引っ張られながらも
なんとか屋上についた。
「ねぇ、嵐山くん?」
「何?」
「先約があるんじゃないの?」
私は先約がある事を思い出させて
あっそうだった、じゃ また今度〜
って言ってくるのを期待して言った。
「何言ってんの?
先約は美生ちゃんの事だよ?」
ふーん....
って、私⁉....
約束なんてしたっけ?
「ゴメン。嵐山くん。
約束した記憶が無い。」
「えっ? 今さっきしたばっかじゃん?」
さっき....約束したっけ?
「屋上行こうって約束したじゃん?」
「それって約束なの?」
「うん‼ そうだよ?」
あまりにも笑顔で言ってくるから
約束なんてしてない
って言おうと思ったけど、言えなかった