もう二度と恋なんてしないと思ってたのに...
そして『笑顔』を消した
私の目の前に現れたのが....龍だった。

桜井龍(サクライリュウ)
女子に人気のあるクラスメイトであり...
私の心を揺らがせる人物でもあった。


龍と出会ったのは
私が中3の時だった...。

私が1人で屋上に行くと
先に龍が来ていたので、
私は違う所へ行こうと思い
屋上を出て行こうとUターンをすると...

「待って!」
急に龍に言われた。

ちなみにこの時は龍の名前すら知らない

「何?」
動揺を隠しながらきいた

「その傷って、
一ノ瀬達にやられてるんだろ?」

この時から私はイジメを受けて
体が傷だらけだった。

「...っ! 何で...知ってるの?」

「前に、一ノ瀬達に
殴られてるところ見たから。」

...見られてたんだ。

「だ、だから何?」
私は龍にきいた

< 20 / 98 >

この作品をシェア

pagetop