もう二度と恋なんてしないと思ってたのに...

そして叫んだ

「美生のどこがいい人気取りなの？ 気取りじゃなくて本当にいい人なの‼︎」

すると一ノ瀬さん達が
「晴美〜、聞いてたんだ？
晴美だけに質問！
晴美はコイツをイジメる？
それともイジメない？

ちなみにコイツをイジメたら晴美の事を
イジメないでいてあげる！」

私の答えはただひとつ
「はぁ？ ふざけるな‼︎
誰がお前らと一緒に
美生をイジメるか‼︎」
私はそう叫んだ。

すると美生が
「晴美は、お前らみたいに
イジメる暇なんてないの。
私はしょうがないから、あんた達の
遊びに付き合ってあげてるだけ。
なんか文句ある？」

そう言って睨みつけた。

すると一ノ瀬さん達は
「な、なんなの‼︎ あ、あんた達‼︎」
と、動揺して屋上を飛び出していった。

それからイジメはなくなった。
美生の体にはアザなどが残った。
でも、美生は全然気にしていなかった。

...そして、私達は親友になった。