もう二度と恋なんてしないと思ってたのに...
はぁ。はぁ。
息切れハンパない。
それぐらい走ってきたんだ...私。

誰かの為にこんな
体が動いたのは久しぶり。

そんな事より...

『石川?大丈夫?』

『うっ...はぁ、はぁ。』

すごく苦しそう。

『もう。しょうがないな。』

私は石川をどうにかして保健室に運んだ
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