デビル双子にいじられてます。

衝突














何だかんだで乗り越えた月曜日。の、次の日つまりは火曜日の事だ。










「………お祭り?」










「そ、お祭りー」









あたしと桃真の間でこんな会話があったのは。








「それって……3人で、ってことだよね?」






「え~?そんな二人っきりがいいなんて困るー。まあそう言うなら楓弥に頼んでもいいけ「あ、分かった。3人だね!」







「……」







もーちょっと話聞いてくれよ、と桃真が呟いたのは無視する。









双子と3人で、も嫌だけど、桃真と二人なんて無理だ。楓弥も桃真がいればいつものうるさい感じと変わりはないだろう。




できれば面倒だから行きたくないが、この桃真の顔からして許してくれなさそうだ。笑顔怖っ。







……んー。楓ちゃんは……。







楓ちゃんに目をやる、が。







「……無理だよなぁ」






「そりゃ彼氏と行くでしょーよ」







桃真が言う。だよねー、と同調しようと、して。








「………え、………彼氏?」






「え、違うの?」






「え、そうだけど。多分そうなんだけど!なんで桃真が知ってるの?!」






「え~?だって遊園地のあの顔は彼氏とまわりますって言ってるようなもんじゃーん」








そ、そうなんだ。凄い。








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