デビル双子にいじられてます。








「……あ、あの」







さっきの腕を掴まれていた力よりも強くて、体と体の間に隙間はない。






これはこれで、緊張する。







「………オマエ、さっきどこ触られた?」





「………え?」





「どこ?」





「ぇ、あ……腕だけだよ」






わざとではないんだろうけど……吐息が、あの、






耳、に、かかってるんですが。








「…………ふーん」







ああそうかさっきの皐月くんとの密会はこれをちくってたのか。







やっと状況を理解したあたし。うん、更に心臓に悪い。





楓弥はあたしの体を引き剥がして、もう一度腕を掴み。















そのまま楓弥はあたしの腕に、唇を這わせた。




























< 482 / 539 >

この作品をシェア

pagetop