愛を知ったとき

「はい。バイトと恋愛頑張ってください!あと、谷本先輩の情報が知りたかったらメールで教えてください!昔のように、調べてほしいことは全部調べるんで!」

俺、兄弟だし

「ありがとよ。でもな、自分で知りたい事は自分で調べるわ。お前に頼ってたら絶対谷本は俺を好きにならない気がするからさ。」

先輩は笑顔でこう言った。絶対女子が先輩の笑顔を見たら惚れるだろう。

「…分かりました。応援してます!」

「おう!またな」

時間が相当やばかったのか、亮先輩の姿はすぐ消えてしまった。



「岳斗ー!帰るよー!」

姉の声。絶対亮先輩に惚れてほしいな。
って久しぶりに素直な俺が出てきたか

こうして俺たちは家に帰った。
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