your voice


「琴音…」

「んっ」


 何、今の龍臣さんの甘い声。

 つい変な声出しちゃった…。

 首筋に龍臣さんの吐息を感じる…。


「やだ、龍臣さん…っ!」


 顔、近い!

 おかしくなりそう。

 壊れちゃう!!


「あっ…!」


 首に、龍臣さんの唇が触れてる感覚がする。


「んんっ…はぁっ…」


 何、この声。

 自分のこんな変な声、初めて聞く…。


「その声…すっげぇそそる」

「?!」

「もっと聞かせろよ琴音」




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