your voice
「うわ、何でそんなエロい顔してんの?」
「きゃーーーーー?!」
いつの間に帰ってきてたの?!
っていうか、私そんな顔してるの?!
「急にそんなに怖い顔になるなよ」
「…別に、普通ですけど」
「その可愛い声に免じて今日はもう手出さねーから」
「!!」
「それじゃ俺外出するからそこのマニフェスト熟読しとけよ?」
「え?」
そこのマニフェストって…
「?!」
“メイドになるにあたって”
「それじゃーね」
「ちょっ!」
…言うだけ言って出て行っちゃったし。