君と僕

手を取った後も

安心出来るように

ゆっくりと ゆっくりと



僕の友達になってくれた





友達になってしまえば、あとは歩みよるだけ




急速に仲良くなったね。



もちろんケンカもした。 


今では僕にとって君は

彼女であり

友達であり

家族であり




かけがえのない存在だ





漆黒色の綺麗な目も


スッとした鼻も


形のいい唇も


サラサラの髪も


大好きだ





でも…
君は少し変わっているね


君のなかには


何人かの君がいる。




誰しも、根本的には同じ性質をかかえた何人かの自分を持っているんだろうけど、君はそれぞれ全くの別人を宿している。



それが少しだけ心配なんだ



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