プレイボーイの甘い罠



なにこれ。今日のこいつ、やばすぎる。



余裕のなくなった俺だがとりあえず葵を俺の部屋まで連れて行く理性はあったようだ。


葵を抱え上げ、部屋まで運ぶ。



部屋についたとたん、ドアを閉めてベッドに押し倒した。



「伊織、ちょっと待っ」


「ムリ」


悪いけど、そんな理性もう残ってないから。


激しくて深いキスを落とす。息も出来ないような、甘いキス。



何度も何度も落として、俺が理性を少し取り戻したころには。

葵はくってりとしていた。



上気させた頬や潤んだ瞳。葵の全てが俺を魅了して。


俺はこいつに何回惚れればいいんだろうか。




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