もう一度…。
「ゆりっ!」

名前を呼ばれ振り返ると、改札から出てくる都がいた。

「久しぶり~~~!!でもないか。」

自分に突っ込みながら都が言う。

「あはは。1カ月ぶりくらい??いちおう久しぶり!」

二人で顔を見合わせ笑った。



井上都(いのうえみやこ)

大学の時の同級生で大親友。
一緒に陸上部のマネージャーをしてた。
だから、隼君とのことは付き合った当時から全部知ってる。

事故のときも一番に駆け付けてくれて
ずっとそばにいてくれた。

ホント、感謝してもしきれない恩人だ。
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