感謝
本文
私は泣いていた
人知れずに泣いていた
寂しかった
悲しかった
だけど誰にも言えなかった
辛くて辛くて押し潰されそうで
誰も助けてはくれないで
誰も気付いてはくれないで
必死に一人で泣いていた

私は笑っていた
みんなと共に笑っていた
楽しかった
気持ち良かった
誰かと一緒に笑っていた
そこでの事は全て幸せで
誰かと一緒に笑っていた
その喜びを精一杯噛み締めて
一杯誰かと笑っていた


だけど辛かった
辛いの耐えて泣く自分がいた
辛いの抑えて笑う自分がいた

そんなとき似た人見つけた
辛いの耐えてるかはわからない
だけど似た境遇持った人
だけど私とは全然違う人
そんな人を見つけたの
私はそんな前からその人が好きだった

仲良くなりたかった

その人としばらくしたら
仲良くなってた

そんなころ私にまた悲しいことあった
泣いてれば終わることじゃなかった
答が欲しかった
答えが必要だった

その人に答えを尋ねた
言葉にならない助けて送った

それから耐えてたら
答が送られてきた

私はそれみて泣いていた
嬉しくて泣いていた
初めてだったかもしれない
私が嬉しくて泣いたの
ありがとうって呟いた

自分を頼っていい
その人は言った
一杯甘えた
いっぱいいっぱい甘えた
その人は嫌がらないでいてくれた
私をずっと助けてくれた

その人と私の一番の違いは
前を向いているかいないかだった
他にもあるけどね

ずっと前を向けないでいる私がいた
前を向けと言うその人がいた

大分前を向けるようになったと思う
その人のお蔭だと思う
ありがとう
< 1 / 1 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

淡恋~あいつがくれた恋~
逢香/著

総文字数/16,446

恋愛(学園)46ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop