華は儚し

感じやすい場所を探り当てられて、

甘い接吻で酔わされました。


宗十郎様…っ、


恥ずかしいです…あ…あんっ、


「桐里、愛している」


「…私も貴方様を愛しています」


「貴方、とは誰だ」



「…もちろん、」


宗十郎様でございます。


「吉宗様でございます」


気が遠くなる快楽に

私は負けてしまいました。
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