30㎝
「ほんとだって!知りたい?」
こうなったら答えはただひとつ。
「知りたーい!!ヤマケン、教えて!!!!」
「どうしよっかなあ…」
ヤマケン、絶対Sだ!!!
ドSだ!!!
「もったいぶってないで教えなよバカヤマ!!」
まなに背中を叩かれてヤマケンは「分かったよ…」とお手上げ状態。
「まなありがと〜!」
「どういたしまして!」
まなは私にとって心強い存在。
まながいなかったら、私は何も出来ないと思う。
「教えるけど。その変わりなあ、ちゃんとメール送れよ?」
恥ずかしがり屋の私に、プレッシャーをかけるようなヤマケンの言葉。
「…うん!送るよ!絶対送る!」
口をとがらせてそう言った。