田中のくせに!!
目の前には、妖艶に微笑む三浦さん…
…え?
これ…
なに?
「あ…の、紅茶…冷めますけど…」
「そしたら、またいれればいいじゃん」
えぇっせっかく淹れたのに!
と思ったのもつかの間
「ひゃっ!?」
三浦さんがあたしの首元を、サッと撫でた。
途端に、全身がザザッと粟立つ。
「あ、の、み、うらさん!?」
「…好きだよ、まどか…」
そしてあたしの首元に、顔をうずめてくる三浦さん。
手は、あたしのトップスの裾から、今にも中に入り込もうとしていた。
…経験がないあたしにだって
さすがに分かる
三浦さんが、これから何をしようとしているか…
「やっやめてください!」
必死に抵抗するけど、三浦さんがあたしの両腕をグッとつかんだせいで、何もできない。
「…大人しくしときなよ?」
…おとなしく……
できるかー!!