田中のくせに!!




「そおっ?じゃねーよ。
遠いだろ明らか」



呆れたようにそう言った田中が、一歩あたしの方に踏み出して。



「こっち」



グイッとあたしの腕を引っ張る…



“はなれんなよ”



「ぎゃー!!!」



「っおい…!!!」




気づいた時には田中を。



思い切り突き飛ばしていた…。





< 202 / 467 >

この作品をシェア

pagetop