君のもとへ 俺は必ずお前を・・・
(ガタンゴトンガタンゴトン・・・)

「お前さぁ・・・」

「うん?」

「もうちょっと・・・食えよ」

「えっ!?」

「いや。細すぎる。そんなんだと
 すぐ死ぬぞ」

「えっ!?」


 まずい事言っちゃったのか?
 怒った?

「これからはちゃんと食べます・・・」

 えっ!?

「ごめんなさい・・・」

 おっ!しょぼくれた
 なんかやっぱ可愛いなコイツ(笑)

「約束だからな?」

「うん」

(次は~桜公園前~)

「降りるぞ」

「うん・・・」

 やっぱ言っちゃいけなかったかな?
 テンション下がってんじゃん。

「駅着くの早いね・・・」

「えっ!?」

「もうちょっと乗ってたかったなぁ」

 それはどういう意味だ?
 
「なんで?」

「えっ!?それは・・・海崎君と○×#※~」

「えっ?なんて言った?
 もう一回言ってくんねぇ?」

「なんでもない・・・
 気にしないで?」

 海崎君とまでは聞こえたんだけどな。
 もしかして・・・

「もうちょっと俺と一緒に居たかったとか?」

「うえっ!!!?」

 嘘!!!まさかの図星☆★
 いや・・・まさかな・・・。

「冗談だよ。そんなに 
 驚くなって(笑)」

「結構イジワルなんだね・・・?」

 うわっ!!!上目使いは禁止だって。
 鼻血出そうになる・・・〃
 危ねぇ~~~・・・。
 俺変態かもしんねぇ・・・。

「イジワルされるようなことをする
 お前が悪いんだよ」

「う~」

 めちゃくちゃ可愛すぎ。

 は~朝からめちゃくちゃ神経
 使うわぁ~・・・。

「行くぞ」

「えっ?学校まで一緒に行っていいの?」

「当たり前だろ。ここまで一緒に来て
 なんで別々に学校行く必要があんだよ。」

「だって・・・わたし・・・
 海崎君の彼女じゃないし・・・。」

「そんなの関係ねぇだろ?ほら行くぞ
 お前昨日もそんなこと言ってたな」

「うん♪ありがと」

「変なやつだなお前(笑)」

 でもやっぱ可愛いやつだよな・・・。


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