君のもとへ 俺は必ずお前を・・・
 誰?



「えっと・・・」



「もしかして忘れちゃった?」




「えっと・・・ごめんなさい!!!」




 あっ、涙も忘れてる・・・



 ってかコイツまじで誰・・・!?




 アレ・・・なんか見た事あるような・・・




「わたしだよ~♪瑠奈だよ~♪」




「瑠奈・・・???」




 ん、瑠奈・・・



 どっかで聞いた事あるような・・・



 ないような・・・




「龍太郎君もこんばんわ♪」



「・・・」



 あ、思い出した!!!



 あのウザイ女だ・・・



 俺よく覚えてたな・・・




「龍君・・・わたし知らない・・・」



「俺も知らない・・・けど、前に

 めちゃくちゃしつこくされた・・・」




「どうしよう・・・」




「無視して行くか?」



「それは失礼でしょ・・・」



「けど、めんどくさい・・・」




「ちょっと~無視しないで~???

 今から何処行くの~???」



「えっと~・・・ご飯かなぁ~・・・」



「何食べるの~?」





「オムライス・・・」



「そこおいしいの~?」



「うん・・・」




 
 やっべぇ~


 かなりイライラしてきた・・・



「わたしも食べたいなぁ~♪」



「う~ん・・・」



「一緒に行ってもいい~???」




「は!?テメェ黙って聞いてりゃぁ

 調子こきやがって!!!


 お前なんか連れてくわけねぇだろ!!!」




「なんでぇ~???」




「はぁ!?何でじゃねぇよ!!!

 ってか涙も俺もおまえなんか知らねぇ

 んだよ!!!」



「ひっど~い」




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