君のもとへ 俺は必ずお前を・・・
「「ごちそうさまでした」」



『ありがとうございます。

 お会計が1890円になります』


「えっと~わたしの分は・・・

 900円で足りる?」


「いいよ。俺が払うから」


「え!?ダメだよ!!!

 わたしもいっぱい食べたんだから!!!

 ちゃんと平等だよ!!!」




「いいよ。男が払うのは当たり前だし。

 気にすんなよ。」




「でも・・・」




「いいって。俺はお前が幸せに食ってたの見て

 結構幸せだったし。」



「うん・・・ありがとう・・・

 ぢゃぁ今度はわたしが払うね?」



「いいって・・・」



『2000円お預かりいたします』


「ごちそうさまです」


「おぅ」


『ありがとうございました』


「行くか」



「うん♪」



「どっか寄りたい所あるか?」



「ううん大丈夫、ありがとう♪」


「じゃぁ帰るか」


「うん、龍君のお家に♪」


「本当に行く?」



「行ったら迷惑・・・?」



「いや、俺は全然平気だけど、

 涙は大丈夫なのか?」


「わたしも全然大丈夫♪

 お母さんも龍君ならいいよって

 言ってくれたし♪」


「そっか。じゃぁ帰るか」



「うん♪」





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