君のもとへ 俺は必ずお前を・・・
「ありがとな」


「だからね・・・

 吉沢君なんか気にしないで

 野球頑張ってね?」


「当たり前だろ。俺があんなヤツ

 気にするわけねぇじゃん」


「うん・・・」


「分かったな?だからもう泣くなよ?」



「うん・・・」


「よし、いい子だ」


(なでなで)



「グスッ・・・」



「ったく、しょうがねぇヤツだなお前は」



「ごめんなんさい・・・」



「いや、俺はそんな涙も好きだから」



「わたしも龍君大好きだよ」



「知ってるよ」



(チュッ)



「「――――――――・・・」」












「もう一回して・・・?」



「いいよ。何回でもしてやるよ」



「えへへ」


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