君のもとへ 俺は必ずお前を・・・
「あ!涙~来ないから
 不安だったんだよ?」

「ごめんね?ちょっといろいろ
 あって・・・」

「そっか~でも来てくれて
 良かったぁ~」

「うん♪」

「アレ?なんか機嫌良くない?」

「そうかなぁ~ちょっと
 嬉しいことがあったんだ」

「何何~???」

「後でね♪」

「ケチ~」

「ちょっと神山さん?」

 え?

「涙・・・知り合い」

「ううん・・・あのどちら様ですか?」

「ちょっとアンタさぁ~」

 質問に答えてくれない(泣)ってか
 無視されてるし・・・

「朝なんで海崎君と一緒に
 来てたのよ!?」

「え!?」

「涙・・・どういうこと???」

「ごめんね・・・後で話す!!!」

「ちょっと聞いてんの!!!」

「それはその・・・」

「どういう関係なのよ!!!」

「別になにもないです・・・」

「じゃぁ何で海崎君あんなに
 機嫌いいのよ!!!」

 え?海崎君が機嫌よかった???
 うそ・・・

「聞いたってお前には関係ねぇだろって
 言われたし!!!なんでアンタなわけ」

「そんな事言われても・・・」

「あの~さっきから聞いてるんですけど
 涙は何も悪くないと思います!!!」

「夢華・・・」

「アンタは黙ってなさい!!!」

「グスッ・・・」

「なんでアンタみたいなブスが海崎君に
 相手にされるわけ!!!?」

 ひどいよ・・・わたしはただ・・・
 海崎君に助けてもらっただけで
 一緒に来てもらっただけなのに・・・

 ひどいよ・・・なんで
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