君のもとへ 俺は必ずお前を・・・
 なんで・・・そんな事
 言われなきゃいけないの・・・

 やっぱり海崎君は雲の上の人なんだ・・・

 わたしは近づいちゃいけない人なんだ・・・

「涙・・・」

「ごめん・・・ガタン」

「あっ・・・涙!!!」

 どうしよう・・・逃げ出してきちゃった

 夢華おいて逃げ出してきちゃった・・・

「涙!!!」

 え・・・

「夢華・・・」

「大丈夫?」

「グスッ・・・わたしはただ
 海崎君が好きなだけなのに・・・
 何でこんなに辛い思いをしなきゃいけないの」

「涙・・・」

「ただ好きなだけなのに・・・
 知らない人にいきなりブスとか
 アンタなのとか・・・」

「涙はブスなんかじゃないし
 海崎君は涙のおかげできっと
 機嫌よかったんだよ」

「ありがと・・・
 でも・・・辛いよ・・・グスッ」

「自信持って!!!涙は
 何も気にしないで海崎君を
 好きでいていいんだよ!!!」

「ありがと・・・グスッ」

「うん。で、何があったの?」

「あのね今日の朝・・・」



「そっか・・・そんな嬉しいことが
 あったんだ♪」

「うん」

「話聞いて思ったけど
 やっぱり涙は自信持っていいと
 思うよ!!!」

「ありがと」

「頑張って!!!また何かあったら
 言ってね♪」

「ありがと」

 夢華が信友でよかった

 ありがとう

 夢華・・・

 やっぱりわたしは・・・

 海崎君が大好きなんだ

 諦めたくない!!!

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