君のもとへ 俺は必ずお前を・・・

≪野球部≫

『おはようございます』

「お~おはよう
 甲子園地区予選まで残り2ヶ月を切った。
 今日から今まで以上に厳しい練習をしていく。」 

『はい!!!』
 今日からっつうかいつも練習厳しいじゃねぇかよ・・・。
 これ以上厳しくするってどんだけだよ

「それでだなぁ海崎(カイザキ)!!!」

「はい!?」
 えっ!?俺なんかしたか・・・

「今日からお前はレギュラーと一緒に練習してもらう。
 全員で決めた。お前の才能を信じてる!期待してるぞ!!!」

「はい ありがとうございます」

「では・・・練習を始める。全員気を抜かないように。」

『うっす!!!』
 みんなの為にも頑張ろう
 俺には野球だけなんだ!!!
 本気で甲子園目指すんだ

「良かったな龍太郎」

「おぉ。サンキュー」

「いえいえ♪頑張れよ」

「もちろんやれる事はちゃんとやるよ」

「俺も早くレギュラーと練習してぇ~」

「お前はもうちょっとの辛抱だな」

「先輩!!!」

「頑張れよな健斗♪」

「はい!!!ありがとうございます」

 相変わらず清水(シミズ)先輩はいい人だな

「いくぞ龍!!!」

「はい」

 よっしゃ~頑張るぞ!!!

「とりあえずランニングするから。
 龍お前も一緒に来い」

「はい」
 清水先輩は中学の時から俺のこと
 ずっと龍って呼ぶよな・・・。

「なぁ龍?」

「はい?なんすか?」

「お前彼女いるか?」

「いきなり何ですか・・・」

「いや、お前カッコイイから。
 俺らの学年の女子までお前のこと
 騒いでたぞ・・・カッコイイって」

「はぁ。俺女に興味ないんで・・・」

「相変わらずクールだなお前は(笑)」

「そうですかね?」

「そうですよ。」

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