君のもとへ 俺は必ずお前を・・・

「お前顔赤いぞ？」

「え！？なななんでもない！！！」

「変なヤツ（笑）」

「また変って言ったね・・・　
　わたしってそんなに
　変なのかな・・・？」

「あ！悪い・・・つい
　お前が面白いから
　なんかからかいたくなるっつうか」

「うん・・・」

「悪い・・・」

「わたし変だからしょうがないよ」

「いや・・・そんな意味で言ったんじゃ
　ないんだけど・・・？」

　う～やっぱり
　わたしは変なんだぁ・・・
　最悪・・・。


「腹減った・・・」

「えっ？」

「神山は腹減んないのか？」

「空いた・・・」

「だろ♪なんか食って帰ろうぜ？」

「うん♪」

　やった～海崎君と一緒に
　放課後デート（？）出来るんだ！！！
　やった～♪

　ん？でも・・・彼女じゃないんだから
　デートじゃないか・・・（泣）


「神山は何食いたい？」

「ふぇ！？」

「今ボーっとしてただろ（笑）」

「ごめんなさい・・・」

　またしてもやってしまった・・・
　最悪・・・だから
　変な女だって思われるんだよ（泣）

「スグ誤んなよ」

「ごめんなさい・・・」

「言ってる側から誤ってるし」

「あ・・・ごめんなさい・・・あ！！！・・・」

「結局だなお前（笑）」

「う～」

「拗ねた？？？」

「拗ねてない」

「いや拗ねてんだろ？」

「気にしないで・・・」

「あっそ」

「グスッ」

「何で泣くんだよ！？」

「だって・・・」

　だって・・・海崎君に
　迷惑ばっかりかけててもう自分が
　嫌でいやでしょうがないよ・・・

「ほら飯行くぞ」

「うん・・・グスッ」

「なんだか分かんないけど泣くなよ？」

「うん・・・ごめんね？」