君のもとへ 俺は必ずお前を・・・
「神山?」

「え!?何?」

「お前何時までに帰るんだ?」

「え?」

「いや・・・女って早く帰んないと
 親が心配すんじゃねぇの?」

 海崎君・・・わたしのこと
 心配してくれてる?

 嬉しい♪

 でも海崎君となら
 怒られたって全然平気だよ
 
 だってこんなに幸せなんだもん♪

「大丈夫だよ?心配してくれて
 ありがと」

「いや・・・別に」

 アレ?海崎君また顔が赤いよ?
 もしかして・・・照れてる?
 まさかね

「美味いな・・・」

「うん♪」

「お前ケーキとか好きか?」

「うん大好きだよ」

「良かった」

「え?」

「いや・・・もし嫌いだったらさ」

「女の子でケーキ嫌な人なんて
 めったにいないよ?」

「そっか」

 抱きつきたい・・・

 今スグ好きって伝えたい・・・

 でも出来ない・・・

 そんな勇気わたしにはない・・・

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