君のもとへ 俺は必ずお前を・・・

≪大好き≫

「「ごちそう様でした」」

「おいしかったね♪」

「だな♪今日は付き合ってくれて
 ありがとな」

「ううん。そんな
 わたしこそ今日誘ってくれて
 嬉しかった♪ありがとう」

「お、おぅ」

「えへへ♪」

 マジ美味かった~
 しかもマジ幸せだぁ~

 神山可愛すぎ・・・

 1日って早いなぁ~・・・

 もっと一緒にいたいけど

 もう9時半過ぎてるし・・・

 危ないからな

「神山?」

「ん?」

「送ってく」

「え!?いいよ!!!」

「でも俺のせいでこんなに
 遅くなったし
 一人じゃ危ないからちゃんと
 送ってく」

「ありがと」

「おぅ」

 ってか家どこなんだ?

 電車は一緒だったけど・・・

「なぁ神山って家どこ?」

「わたし?
 わたしの家は、吉野町」

「え!?吉野?
 俺の町の隣だったのか」

 知らなかった・・・

「じゃぁ明日吉野駅で待ってて?
 俺向かえに行くから」

「え!?いいよ大変だし」

「いいよ」

「ありがと・・・」

(ガタンゴトンガタンゴトン)

「電車来たね?」

「おう」

 やっぱ早いって・・・

 電車もっとゆっくり来いよ!!!

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