君のもとへ 俺は必ずお前を・・・
 アホって・・・

 ひどすぎるでしょ・・・

 う~・・・

「ごめんなさい・・・でも・・・」

『でもじゃない!!!
 今スグ帰ってきなさい!!!』

「そんなぁ~(泣)」

『じゃぁ』

 じゃぁって・・・お母さん・・・

 ちょっとヒドすぎるよ・・・

 まぁ電話しなかったわたしも

 悪いんだけどさ・・・

「なんでって?悪い・・・俺のせいだよな
 家まで送ってく。
 そんでちゃんと俺のせいだって誤る」

「え!?いいよそんな!!!」

「けど」

「海崎君のせいじゃないよ!!!」

「いやダメだ!!!送ってくから」

「うん・・・ごめんね」

「でも・・・帰る前にもう一回だけ
 キスしたいんだけど・・・」

「うん♪」

 お母さん・・・なんか中途半端な

 でんわしてくれちゃったよ・・・

 でも・・・海崎君とチュー出来るから
 
 許す♪

「神山・・・」

「海崎君・・・」

「好きだ」

 (チュ・・・)

「え・・・またおでこ・・・?」

「今日はこれで我慢してくれな」




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