君のもとへ 俺は必ずお前を・・・
(キーンコーンカーンコーン)

「龍太郎、飯行こうぜ♪」

「おぅ。」

「お前今日学食?売店?」

「あ~俺今日弁当」

「は!?弁当!?何で!?」

「俺が弁当じゃ悪いかよ」

「いや・・・お前の母さんが
 作ったのか???」

「いやまさか・・・」

「じゃぁ誰の弁当?まさか!!!」

 気づいたか・・・

「神山さんの愛妻弁当!!!?」

「まぁ・・・作ってきてくれた」

「羨ましいなぁ~龍太郎~」

「まぁ・・・」

 そりゃ自慢したいけど・・・

 あんま目立ちたくねぇし

「あっ!!!神山さんだ」

「え!?」

「神山さ~ん」

「あっ・・・」

「お前呼ぶなよ!!!」

「何で?!?別にいいじゃん。
 一緒に食おうぜ?」

「ったく・・・」

「こっちこっち~♪
 あっ!お友達の飯村さんも
 一緒に食べようぜぇ~♪」

 ったく、よく名前覚えてんなぁ~

 俺忘れてた・・・涙の友達の名前

「こんにちは・・・」

「ど~もど~も」

「よっ。大丈夫だったか?」

「うん・・・なんとか(笑)」

「そっか。良かった。」

「うん」

「イチャイチャしてたんだろ
 ど~せ」

「「・・・」」

「図星かよ!!!俺ショック・・・。
 ねぇ飯村さん」

「うん・・・?」

「何でお前がショック受けんだよ」
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