君のもとへ 俺は必ずお前を・・・
「龍太郎~俺今から
 委員会の仕事頼まれてるから
 ちょっと行って来んな」

「おぅ。俺もどっか行くから」

「どぅせ神山さんの所だろ?」

「あっバレた♪」

「のろけすぎだぞお前」

「部活中は安心しろ。今だけだ」

「分かってる♪じゃぁな」

「おぅ♪」


 さて、涙ん所でも行くかな。

 アイツお仕置きだな(笑)

 アイツずっと・・・龍って

 呼ばなかった。結構ショック・・・

「神山いるか?」

「「キャー海崎君だぁ~」」

 うっせぇ女どもだな・・・早く

 涙のこと呼べよ。

「涙!!!」

「海崎君!!!」

「さっき後で行くって言っただろ?」

「うん♪」

「行くぞ」

「うん♪」

「友達はいいのか?」

「夢華?」

「あぁ」

「夢華は委員会だって」

「ふ~ん」

 良かった・・・アイツ別に嫌いじゃ

 ないけど、一緒に着いてこられたら

 困るからな・・・。

「どこ行くの?」

「屋上」

「屋上???」

「俺さぁお前に今怒ってんだけど」

「え!?わたし何かしちゃった・・・?
 ごめんなさい・・・」

「分かってねぇだろ。だからお仕置きする」

「え!?お仕置き!?」

「あぁ」

 イジワルでごめんな♪
< 89 / 245 >

この作品をシェア

pagetop