お前むかつくねん②~人生かけて恋愛するばい
ここっ、ここっ…は…
ホテル街…
ではありませんか?




『…もう、我慢出来ない』


篠田が大人びた顔で私を見た



『…いい?』



いい?って…



さっきまで、かーっとなってた体が、またかーっとなった


何だ?この熱い感じ


体の内側からくる

体の呻き声みたいなんが、聞こえるような

それくらい、熱い…


下半身が…
熱い…



『…うん』



きっと、体の内側からも、篠田を求めている



そう感じたから、私はうんと頷き、篠田の手をキュッと握った



篠田は、今度は優しく微笑んで、私の手を引いて、大人な館に入っていった
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