お前むかつくねん②~人生かけて恋愛するばい
鈴木君は、ふっと笑って言った



『…そうだな。あいつ、友達裏切る奴じゃねーな。なのに、俺、あいつ、殴っちゃった』



そうなの?

鈴木君が…



私のせいだ



『今日瑞希見かけたら、元気なかった。美月ちゃんと別れたりしてないよね?』



『…俺、教室で殴ったから、えのきも知ってると思う。俺、バカな事したな』



美月ちゃんと、やっぱなんかあったんだ



『ごめんね。全部私が悪いね。鈴木君も傷つけてごめんね』



鈴木君はもう一度私と話がしたくて、私の家に来たら、丁度私が出ていくところで、後をつけたらしい



『俺こそ、ストーカーみたいなことして、ごめん。でも、めちゃくちゃ好きだった』



こんな、私を好きになってくれてありがとう


みんな、ごめんね


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